私はこれまでに3つのアルバイトを経験してきました。
その経験を通して思い至った、アルバイトとしての仕事への取り組み方について書こうと思います。
まず、アルバイトは働いた時間に応じて、時給が支払われます。この時給は、仕事の内容に関わらず一定です。
なので、どれほど手を抜こうが減ることはありませんし、どれほど多くの仕事をこなそうが、増えることもありません。
それならば、手を抜こうと考える人が出てくるのが当然だと思います。
しかし、実際は社員の監視があったり、こなすべき仕事が決まったりしており、ぼーっとするのは難しいのではないでしょうか。
逆に、時給が変わらないために、良いように使われることもあります。
通常業務以上の仕事を頼まれたり、予め決まっている仕事の量が時給を超えている場合もあるのではないでしょうか。
そこで、私が思い至った、アルバイトとしての仕事への取り組み方は、
「ひとつひとつの仕事を丁寧にする」
と言うことです。
決まった時間の中で、多くの仕事をこなそうとすると、内容は雑になってしまうと思います。それによって生じた小さな欠陥は、いずれい大きなものとなり、自分に返ってきたり、他の誰かに迷惑をかけることになります。
それではいくら多くの仕事をしたからと言って、褒められることではありません。
また、最初にも言ったようにアルバイトは時給で働いています。
同じ時間で他の人より多くの仕事をこなす必要はありません。何と言っても無理をして働いていると、疲れてしまいます。時給相応の働きをすれば良いのです。
そこで、丁寧に仕事をすると言う考えへ至るのです。
つまり、量より質という考え方です。
量をこなそうとすると、私たちは疲れてしまいます。一方、同じ時間で質を高めることは、それほど疲れることではないと思います。
社員も丁寧に働いている人に対して、文句を言うことはないと思います。むしろ、信頼が高まるのではないでしょうか。
アルバイトにも様々な業種があると思いますが、どの業種においても言えることだと思います。
接客業では、雑で動き回っているような従業員の対応に比べて、丁寧で誠実な従業員の対応を受けた方が、多少待つことはあったとしても気分が良いのではないでしょうか。
製造業でも同様です。
丁寧にやることに対しての反論もあると思います。
例えば、丁寧にやっていたら、時間内に仕事が終わらないではないかと言われるでしょう。
では、その仕事は時給を超えているのではないですか。
人はそれぞれ器用な人や不器用な人がいますが、一般的に丁寧に仕事をこなして、それでも残るような量の仕事は、時給を超えた仕事であると思います。
そういう時は、次の人に引き継ぐか、次に自分が働くときにすれば良いのです。
これは、アルバイトの問題ではなく、雇用者側の問題です。労働者の数を増やすべきではないでしょうか。
とは言っても、仕事の内容に文句を言ってくる人はいると思います。その時はきちんと仕事が多いということを言うべきです。
同僚と親しくなって言いづらい場合もあると思いますが、わかってくれるはずです。もしわかってもらえないようなら、その人はアルバイトを良いように使っているだけです。
その時はそのアルバイトを辞めましょう。
私自身大きな口を叩いておりますが、なかなかアルバイトを辞めるまでに苦悩や決断がありました。
ただ、今思えばどうしてもっと気軽に辞めなかったのかとも思います。
皆さんも、あまり深く考えず、辞めるときはスパッと辞めることをおすすめします。
長い文章読んでいただいてありがとうございました。
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