劇場版Dr.コトー診療所を見て
こんにちは、たくです。
今日、2023年1月1日は家族で近くの映画館に劇場版Dr.コトー診療所を見に行きました。昔から再放送のドラマを見ていたので懐かしさを味わいながら見ていました。内容もとても人間味が溢れていて、ハラハラしながらも、心温まる作品になっていました。
私が映画を見て考えたことを書きたいと思いますが、ネタバレを含みますのでこれから見る予定の方は読まないでください。
舞台の島に大型の台風が来て土砂崩れが起き、診療所に患者が運び込まれてくる中で、手負いのコトー先生と、看護師のあやかが患者を捌いていくシーンで、どんなに気が遠くなるほどの数の患者が来て、しかもそれぞれが痛みを訴えて時間的猶予のないかなり手詰まりな絶望的な状況の中でも、投げ出さず黙々とひとつひとつの作業をこなしてく姿に、心から感動しました。その姿にカッコいいなぁと思いました。また、そこからさらに重症の患者が来て、その患者の手術をすることになりましたが、手負いのコトー先生の体力はすでに限界に達して倒れてしまいます。でも、そこから力を振り絞って追い込みをかける姿が、自分がマラソン大会で感じた経験ににているなと思いました。どんな経験であれ、自分の体力の尽きる限り、力を振り絞って前に進むという経験は、味わったことのある人とない人では、土壇場での底力で、力を振り絞れるか、諦めるかで違いが出てくるのではないかと思いました。私は、力を振り絞って最後まで向き合いたいですし、それができる人は本当にかっこいいなと思いました。
あと、島の医療のことで、島のような過疎地域の医療では一人の医者の善意と自己犠牲の上で成り立っており、そのような綱渡りを続けていて良いのかという社会風刺のセリフもあって、コトー先生の偉大さと一方で一人の医者に依存している状況への警笛もならされていた。自分だったらどうするだろうかと考えさせられるシーンだった。
今年が始まり、一番にこのような良い作品を見れて非常に光栄に思うし、今年1年、辛い時にも決して諦めず、目の前のことを黙々と頑張れるかっこいい人間になりたいと思いました。
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