埋没歯・歯牙腫摘出手術の記録(4日目)

はい。次の日です。

次の日も朝は6時30分くらいに起きました。

まだ、起きてすぐで寝ぼけているときに、看護師さんが病室に入ってきました。

一瞬、昨日の天使の看護師さんが来たと思って期待しましたが、担当のおばさん看護師でした。

普段は夜勤の看護師さんが、次の日の朝まで担当してくれていたので、本来なら天使が来るはずでしたが、何故かおばさんでした。

担当の看護師さんに言われて体温と血圧を測りました。

そして、薬を渡されました。

前の日に痛み止めの頓服に加えて、飲み薬を1種類と、結果的に一回も使わなかった塗り薬と、うがい薬を貰いました。

看護師さんは帰って、しばらくすると朝ご飯給食のおばちゃんみたいな格好の人が持ってきてくれました。

まずい五分がゆと、みそしるや牛乳が出てきました。

手術でいじったところは使わずに、苦しみながら何とか完食しました。

朝食をどれくらい食べたかを確認するために、また看護師さんが来ました。

今回の看護師さんは初めての人でした。

歳は30代後半から40代にかけてくらいで、元気そうな人でした。

その人に、点滴を付けてもらって、もう少ししたら診察があるから、準備しといてと言われました。

9時くらいになって病室のある階と同じ階の診察室に呼ばれました。

向かいの病室の親知らず兄ちゃんも呼ばれていて、この診察が終わったら退院だという声が聞こえてきました。

僕は一番に診察室について外で待っていると、向かいの親知らず兄ちゃんも来て、先に診察に呼ばれて入っていきました。

僕が立っていたのを見て看護師さんが丸いすを3脚出してくれました。僕が端に座っていたら、1人同世代くらいの女性の人が来て、椅子を一つ空けて座りました。

また次に、同世代くらいのチャラい女性が来て、気まずそうに立っていたので、僕が空いた椅子を差し出したら、ありがとうございますと言って座っていました。

次に僕が呼ばれて、中に入りました。

中には片岡先生と、知らない医師がいました。

片岡先生に挨拶して、歯医者にある椅子に座って、口の中を見てもらいました。

痛み止めを何錠飲んだかを聞かれて、歯を叩いて痛いかと聞かれたりして、終わりました。

病室に戻っても、特に何もすることがないのでひたすら本を読みました。

10時くらいになって、父と母が見舞いに来ました。

特にすることもないので、少し話してお願いしていたものを置いていってすぐに帰りました。

暇なので、風呂の予約をしに行きました。

看護師さんに風呂に行くドアを開けて貰い、17時からシャワールームで予約を取りました。

ただひたすらに暇なので、次はお昼ご飯です。

お昼ご飯も、特にめぼしいものは出てきませんでした。

まずい五分がゆと病院食といった感じのおかずでした。

ご飯はもちろん完食で、食べ終わったらすぐに歯磨きをしました。

手術をしてから1日しか経っていないのでまだ完全に切ったところが塞がっていないだろうと思い、手術したところはあまり磨かないようにしました。

その代わり、うがいをしっかりしました。

午後も特にすることはなく、ひたすら本を読んでいましたが、昼下がり頃に読み終わってしまったので、かなり暇になってしまい、暇すぎて気付いたら寝ていました。

昼寝もして、漫画とかを読んでいたら気付いたら17時くらいになっていたので、そろそろ風呂にでも行こうかと思っていたら、元気な看護師さんが来て、予約17時だったよねと言いながら、点滴の針を刺しているところにサランラップを巻いてくれました。

看護師さんが病室を出てから、すぐに風呂の準備をして、病室を出て風呂に行きました。

ナースステーションで扉を開けてもらって、シャワールームに入ったら、すぐに金庫の鍵が落ちているのに気付きました。

多分前の人が忘れたんだろうと思って、風呂から出てからナースステーションに届けようと思い、風呂に入りました。

風呂に入ってシャワーを浴びている時、風呂に入る前に届けてしまった方が良かったなと思い、後悔していました。

以後気をつけたいと思います。

そして、風呂から上がって、ナースステーションに届けました。

病室に戻って、少ししたらご飯が届きました。

ご飯を食べ終えて、ゆっくりしていたところ、夜の担当の看護師さんが来ました。

その人は、30代前半から半ばくらいで、茶髪でした。

子供会の田中さんに雰囲気が似ていました。

その茶髪の人は、例によって体温と血圧を測って、その日2回目の抗生剤の注射をつないで戻っていきました。

30分くらいして抗生剤の注射がなくなったので、ナースコールを押して外して貰いました。

その日はもう、小説を読み終えてしまっていたのでスマホをいじったり、テレビを見たり、つまらない漫画を読んで時間を潰しました。

そして、消灯時間になったのでいったんは寝ようと思って、完全に消灯しましたが、昼に2時間くらい寝ていたので、全然寝付けず、仕方なく、常夜灯を付けて、タブレットでアニメを見ることにしました。

アニメを3話くらい見終えたところで、少し眠気がしたような気がしたので、常夜灯を付けたまま寝転んでいたら、病室に看護師さんが入ってくる音がしたので、反射的に寝たふりをしてしまいました。

すると、僕のスペースのカーテンをめくって、茶髪の看護師さんが僕の顔に懐中電灯を当ててきたのです。

僕は何故こんなことをされているのだろうかと思いましたが、寝たふりをしている以上、起きることはできないのでそのまま目をつむっていましたが、ずっと僕の顔に懐中電灯を当てられているのもいやだったので、首を少し動かしたら、看護師さんも懐中電灯を当てるのをやめました。

今思うと、常夜灯を付けていたので、起きているのがバレていたのか、もしくは電気を消し忘れたと思って、消しに来てくれたのかと思いました。

しかし、そんなことをされて、ますます眠気が覚めてきてしまったので、またアニメを見始めました。

すると30分後くらいにまた、病室には入ってきましたが、僕はアニメを見ていたので寝たふりをすることができずに、看護師さんと目が合ってしまいました。

しかし、看護師さんはやっぱり起きていたかみたいな感じで、お辞儀して出て行ってしまいました。

ぼくは次もあると思い、頑張って寝ることにしました。

そして入院3日目は終わりました。

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