第1回片町飲み(SHOT BAR Benz)

第一回片町飲み
2017年5月11日(木)

「SHOT BAR Benz」レビュー

半兵衛を出て、少し散歩した後、2軒目としてBenzに入ってみた。

何故この店にしたかというと、マリオが前に行ったことがあり、良心的な価格設定で、バー初心者のたろうとおかおにとっても入りやすいということだったのでこの店にした。

場所はマクドナルドの交差点渡って反対側に行き片町キララの横を通過して、少し奥に行ったところにある。

ビルの2階にあるのだが、外見はあまりおしゃれではなく少し古びた感じの印象があった。

エレベーターで2階に上がって、左側に入り口があるので入ってみたら、外見からは想像できないくらいおしゃれな雰囲気が広がっていた。

奥に進んでいくと、客は1人もおらず、マスターが椅子に座って雑誌を読んでいた。

店内は10人がけくらいの大きな机が入り口の方に2つほどあって、奥に4人がけの机が4つくらいあった。カウンターは10席くらいあった。

店内は薄暗く、カウンターの奥の方は青白く光っていて幻想的な雰囲気だった。音楽はOver The Rainbowを始め、どこかで聞いたことのあるような、ないような曲が5曲くらいリピートで流れていた。

私たちは4人がけの椅子に案内されて、マスターがコースターとメニュー表を持ってきた。マスターは50代くらいのおじさんで、のどが酒でつぶれたような声をしていた。そのおじさん雰囲気が、イメージしていたバーの堅苦しい感じとは良い意味で違っていた。

メニューには400種類のドリンクが書いてあって、定番のお酒から、想い出カクテルというオリジナルだと思われるものまで多種多様だった。

値段もチャージ500円で全品一杯500円とマリオが言っていたとおり良心的だった。

一通りメニューを眺めてからマスターを呼んで注文した。マリオは「ジントニック」、おかおは想い出カクテルの「女の気持ち」、たろうは想い出カクテルの「愛の雫」をそれぞれ注文した。

注文してから割とすぐにマスターがドリンクを持ってきた。

早速飲んでみて、その後、全員分飲み比べてみたが、どれも美味しかった。

愛の雫は乳酸菌飲料(ダカラみたいなやつ)に何らかのお酒が入っているような味で、女の気持ちはベリー系の何かの味で甘く、ジントニックは、柑橘系の味でさっぱりしていた。

しばらく静かに話をしながら良い雰囲気で呑んでいたが、全員飲み物がなくなったので、2杯目を頼むことにした。

3人とも注文するものを決めて、いざ頼もうもとしたのだが、疲れていたのかマスターが椅子に座ったまま寝てしまっていたので、何とかして起きてもらおうと、机を叩いたり、咳払いをしていたが一向に起きる気配がないため、自然に起きるのを待っていた。

10分後くらいにマスターがおもむろに立ち上がったので、ここぞとばかりにマスターを呼んで注文した。

マリオはニコラシカ、おかおはカラーカクテルのブルー、たろうは柑橘系でクリーミーなものを注文したのだが、マスターは寝ぼけていたのか、たろうのところには柑橘系のさっぱりしたものが出てきた。

そんなことより、ここで事件が起きたことを記しておきたい。

マリオが頼んだニコラシカというお酒は、ブランデーが入ったコップの上に、輪切りのレモンが乗っており、その上に山盛りの砂糖が乗っているという変わった状態で出てくる。

飲み方は、砂糖をレモンでくるむようにして一緒に口の中へ入れて、その直後にブランデーを一気飲みして口のなかで混ぜ合わせて味わうというものである。

しかしマリオは砂糖とレモンを口に含むときに、手元が狂ったのか、砂糖を半分くらいテーブルやズボンや床の上に落としてしまった。

直前の会話で沈んでいた上にそれをやらかして、とてもやるせない感じになっていた。

そんなこんなで、ほどほどに盛り上がりつつも、良い雰囲気で呑んでいたところに、仕事帰りか合コンの二次会かの男2女2のグループが二つ隣のテーブルに来た。

マリオのニコラシカは一瞬で終わってしまうので、最後にマリオだけ一杯頼むことになって、「xyz」というカクテルを頼んだ。xyzの名前の通り最後の1杯に飲むカクテルらしい。

xyzは一般人がバーと聞いて想像するような、シャカシャカする系のお酒で、三角のワイングラスに、席でついでくれた。

それを頼んだ後も結構長い時間居座ったけれども、1時30分くらいになって店を出た。

値段は3人で7杯飲み、税込みで5400円だった。この店も予算の1人2000円以内に収まった。

感想
初めてのバーというだけあって、一応ジャケットを着てきたりあんまり品の無い話はしないでおこうと思っていたが、案外そんなに畏まったところではなく、普通の話を静かにするにはとても良い場所だった。何かの二次会で静かに話したいときや、女性を口説くときには持って来いだと思った。いつか、女性を口説く時のために、これからも男を磨いていきたい。ついでにバー巡りも続けていきたい。

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