第2回片町飲み会(2017年8月7日(月))
「総合活動記録」
飲み会があってから一週間近く経ってしまったが、思い出しながら活動を記録しておこうと思う。
まず、今回は第1回のメンバー(あかお、マリオ、たろう)にルーカスが加わり、4人で行われた。
日程は集中講義などの関係から、あらかじめ7月中に決めていたおかげで、全員が何とか参加することができた。集合時間はルーカスのバイトの関係で21時にスクランブルの北國銀行ということになっていた。
結果としては、21時に北國銀行に集合したのは、あかおとたろうの暇人、2人組だけであった。外は暑かったので、マクドナルドで残りの二人を待つことにした。
マリオは心理コースのバーベキューがあったらしく、ルーカスはレポートを仕上げていて、結局全員が集合したのは21時30分になった。
集合して軽く話し合って、今回も1軒目の安い居酒屋で軽く酔っぱらってから、2軒目でバーに行くということになった。
1件目の居酒屋はたろうがリサーチしておいた店の中から串かつか焼き鳥で選択してもらい、焼き鳥派が多数だったので、焼き鳥屋に行くことになった。
ということで、1軒目は備長扇屋という居酒屋に決まった。
備長扇屋はスクランブルのパチンコ屋のすぐ裏にあって、ポプラとくっついている。
ドアを開けて店に入った。忙しい居酒屋では良くあることだが、入店しても店員に案内されなかった。自分から店員に人数を伝えると、好きな席に座るよう言われた。他の客はサラリーマンが6人くらいで飲んでいる1組のみだった。
たろうの前のバイト先の居酒屋でも、22時前になって新規の客が来るというのは、店側からすると迷惑であることを思い出した。ましてやあまり注文しなさそうな、学生であったらなおさらである。
そんな店側からの歓迎されていない態度を無視して、席に座り、各々最初のドリンクと、80円のもも、皮、ねぎまを4本ずつと枝豆を注文した。
最初のドリンクは、たろうが生中、マリオはカシスソーダ、ルーカスはカシオレ、あかおはパイン?サワーの大きいサイズを頼んだ。結局、出てきたのは普通のサイズだった。
焼き鳥は全般的にかなり良かった。80円にしてあの大きさ、味はなかなか良いと思った。ただ、焼き加減が少し足りていないものがあったのが残念だった。
枝豆はおかわり自由だったので、某乞食こと、あかおが果敢におかわりをお願いしたが、なかなか出てこず、マリオがもう一度言って、ようやく出てきた。
あまり頼まずに長居するのも申し訳ないので、2杯目のドリンクを注文した。たろうとあかおは男前ハイボールという800mlくらいある特大ハイボールを注文し、ルーカスは何やらよくわからないサワーを注文していた。マリオは1杯目のカシスソーダが濃かったらしく、薄めるためにお冷を頼んでいた。
ついでに、ルーカスが何やらよくわからない串を1本と、どて煮を注文した。
男前ハイボールは想像を超える大きさだった。たろうはあまり感じなかったが、少し苦みが強かったらしい。あかおは全部飲むことが出来ないと言い出し、ルーカスやマリオに助けてもらっていた。
どて煮は普通に美味しかった。久々に食べて、故郷で暮らす両親と兄弟の顔が浮かんだ。たまには帰省して顔を拝んでこようと思った。
ハイボールを飲み終えたところで、店を出ることにした。特大のハイボールのおかげでかなり飲み応えがあったような満足感があった。立ち上がったとき、やばいと思ったが、頑張って歩き始めたら何とか歩くことは出来た。
合計金額は全員で3900円くらいだった。満足感があったので、あまり頼んでいなかったかもしれないが、1人1000円以内でおさまったのには驚いた。
備長扇屋は、店員の対応がなかなかに悪かったことを除けば、出てくる料理に関しては、かなり高評価を付けてあげたい。
備長扇屋で飲みながら、2軒目は倫敦屋酒場へ行くことになった。居酒屋を出て、メインストリートの反対側へ行くために、スクランブルを通ったが、毎度のことのように客引きのお兄さんに声をかけられた。
2軒目の倫敦屋酒場はメインスリートから2本入ったところにあった。近くには相席串かつ屋があった。
おしゃれな入り口から入ると、おしゃれな廊下が続いていて、その先におしゃれなカウンターと雰囲気のあるマスターがいて、その横にはおしゃれに着飾った品の無いババアがいた。
店は思った以上に賑わっていて、客はカウンターに4人くらいと、テーブルに僕たちを含めて3組くらいいた。
席に着くと、ババアがメニューを持ってきた。僕たちはワイワイしながら、何を飲むか考えていたが、ババアが急かすように注文は決まったかと、聞きに来た。
マリオ以外誰も決まっていなかったが、各々、甘いとかフルーティーとかの要望を示して、お任せという風にした。特に何も食べ物を食べるつもりはなかったが、ババアが何も食わんのかと言ってきたので、仕方なくガーリックトーストを頼んだ。
店内を見渡してみると、店中にリキュールの小さな瓶が飾ってあった。天井には、名刺がたくさん刺さっていた。どちらもすごい数だった。
飲み物が出てくるまでの間、トイレに行ったが、その途中の廊下にさぞ大事そうにサインの書いてある色紙が飾ってあったので、見てみると、Mr.children、スキマスイッチ、藤井フミヤのサインだった。
席に着くと、ガーリックトーストと、お通しの豆が来ていた。ガーリックトーストは思いの外美味しかった。
少しして、ドリンクが来た。誰が何を飲んだのか忘れたが、ラフロイグ、クレオパトラ、ピニャコラーダ、シンデレラというカクテルだった。
残念ながら酔っていたので、味を忘れてしまった。
もう少し何か食べたいと言うことになり、ババアに食べ物のメニューを見せてくれと言うと、メニューを持って来てから、僕たちが選んでいる間、ずっと隣にいて、おすすめは~だの、~はおいしいだの、ずっと言っていたが、その通り注文するのは癪に障るので、おすすめを完全に無視して、全く関係の無いチーズの盛り合わせを注文した。
チーズの盛り合わせが出てきたが、想像以上に量が少なかった。種類も3種類しかなく、ババアに何というチーズか聞いたが、これはブルーチーズだの、これは堅いだの、見ればわかるような情報しか得られなかった。
チーズの味は独特だったが、6pチーズが出てきた方が満足いくような内容だった。それに、4人で注文したにもかかわらず、3つしか出てこなかった種類のチーズがあって、一つくらいサービスしてあげようという、サービス精神のかけらも感じられなかった。
マリオが1杯目を飲み終えると、すかさず、ババアが来て2杯目は何にすると聞いてきた。注文はこっちのペースで注文したい時にするもんだろと思ったが、酔っていたこともあって、その時は特にイライラすることもなかった。マリオも、チーズに合うヤツでと言う風に言っていた。
出てきたマリオの酒をなめてみたが、アルコールが高くて唇に付けただけで、痛かった。
その後、ルーカスとあかおも2杯目を注文していて、たろうにも聞いてきたが、まだ決めていなかったので、決まってから言うと言ったのに、直後にルーカスとあかおのカクテルが出てきたときに、まだ決まっていないのか的な感じで聞いてきたので、目に付いた、メリークリスマスというカクテルを頼んだ。
あかおとルーカスが頼んだカクテルはなかなかおいしかった。特にあかおの方は果肉がたくさん入っていて、確かおいしかった。メリークリスマスはグラスの周りに塩が塗ってあって、おしゃれだったがそれほどおいしくはなかった。
たろうのカクテルがまだ残っているにもかかわらず、ババアが伝票を持って来て、もう終わりねと言ってきた。お金を集めてから、少しの間居座って抵抗したが、たろうのカクテルがなくなったらすぐ、退散した。
料金は4人で1万5200円くらいでその時は酔っていて、金銭感覚が狂っていたが、改めて考えてみると、まあまあボッタクられた。
店の裏口から出て、何かやりきれない思いを抱えたまま、倫敦屋酒場を後にした。
全員何かやりきれない気持ちを抱えていたのか、もう1軒行きたい気持ちと、帰って寝たい気持ちが交錯していたが、とりあえず、マリオのおすすめの白鷺美術というバーの前まで来た。しかし、その日はちょうど定休日だった。
何となく、やりきれない気分のまま、少し歩こうということになってうろうろしていたが、雨が強くなってきて、片町きららの裏で雨宿りしながら、次の店を考えていたら、朝まで空いている喫茶店があると言うことだったので、行くことになった。
場所はさっきの倫敦屋酒場の近くで、Googleマップで示している辺りに来たのに店が見つからないと思いきや、いかにも胡散臭そうなお兄ちゃんが窓から外を覗いている建物にその喫茶店の名前が書いてあったので、前を素通りしてから、少し離れた場所で話し合った結果、家に帰って語り合うことになった。
雨が降っていた上に、結構疲れていたので、タクシーに乗ることになった。近くに停まっていたプリウスのタクシーに乗り込み、旭町の交差点の辺りまで来てもらって、降りてからマリオの家に行った。
マリオの家に着くと、疲れがどっと出てきて、語り合うはずがルーカスとあかおは眠りについてしまった。
その後、割とすぐにたろうとマリオも寝てしまった。
そして次の日、あかおのいびきで全員目が覚めた。
感想
今回は前回に比べて、開始時間が遅かった上に、2軒目に入った店であまりゆっくり出来なかったこともあって、どこか不完全燃焼のまま終わってしまった感じがあった。それに、バーはやはり、コスパを考えるとあまり良くないということを思い知らされた。次回からは居酒屋の割合を高くするか、もしくは居酒屋をはしごするのも良いかもしれない。今回の飲みはどこか腑に落ちないところがあったかもしれないが、また次回も開催したい。メンバーのみんなの、積極的な企画、参加を心待ちにしている。
最後に、マリオの家での会話から印象に残ったひとこと。
「後悔を残さないことは出来ない。後悔が残らない時は、全てを諦めたときだ」(マリオ)
コメント