第3回片町飲み(総括)

第三回片町飲み2017年12月19日(火)

第二回から約4ヶ月経ってしまったが、あかおの呼びかけにより第三回片町飲みが実現した。今回の飲み会の目的はカニ面という金沢名物をたべることであった。

カニ面とは香箱ガニという小さいカニの甲羅に、カニから取り出した身やミソ、内子を詰めて蒸し、おでんのだしで煮たものである。作るのに手間ひまがかかるため、相場は1,000円~1,400円といわれている。らしい。

まず、今回のメンバーは、あかお、ルーカス、たろうの3人である。マリオは5限まで授業があり集合時間に間に合わないので今回は残念ながら不参加ということになった。次回の参加に期待しよう。

今回入ったお店は3軒、金沢おでんで最も有名な赤玉本店、前から気になっていた串カツの店満マル、巨乳の店員を擁する純喫茶ピノ、以上の3軒である。

まず、私たちはカニ面を食べるべく、16時45分に片町に集合した。あかおによると、カニ面は開店と同時に入店し注文しないと、売り切れてしまい食べることができないらしいと言うことを聞いていたため、17時の開店時間に間に合うように集合した。

片町には赤玉おでんという店が2店舗ある。赤玉本店と赤玉金劇パシオン店の2店舗なのだが、赤玉本店は12時から開店のため、カニ面は夕方には売り切れていると踏んで、パシオン店の開店に合わせて集合した。

16時50分頃パシオン店の前に到着、誰も並んでいない。私たちが一番乗りであった。少し経つと老夫婦とカップルが後ろに並び始めた。17時になりいよいよ開店かということになり、あかおが開店の瞬間をカメラに収めようと動画を撮り始めるが、一向に開店しそうにない。

17時5分頃になり、どうやら様子がおかしいということになる。店の看板に書いてあった番号に電話をしてみるが、全くつながらない。店の中からも全く音がしない。

しばらく、期待して待っていたが、17時10分くらいになり、しびれを切らしたあかおが本店に聞いてくると言い残して去って行った。いつの間にか老夫婦も消えていて、カップルと、ルーカス、たろうの4人で待っていた。

あかおが急に行動力を見せてきたことに少し驚いた。

少しするとあかおから電話がかかってきた。赤玉本店と金劇パシオン店は経営者が違うらしく、パシオン店がやっているかはわからないが、本店にはまだカニ面が残っているので、こっちへ来いということだった。

一応、寒いなか共に開店を待った情けとしてカップルにもそのことを伝え、たろうとルーカスは本店に向かった。

本店はカウンター席が10席くらいとちゃぶ台が3つほどの広さで、予約すれば2階へ案内されるようだ。店内は半分くらい客で埋まっていた。

あかおがすでににカニ面を3つ頼んでおいてくれたらしく、少し待っていたら、カニ面が出てきた。はじめからあまり大きくないだろうなぁと思っていたが、想像通り小さかった。ただ甲羅の中にカニの身と内子、外子、かに味噌がぎゅうぎゅうに詰めてあり、思いのほか食べ応えがあった。

味はタラバガニのようなぷりぷり感とかはないものの、外子のプチプチ感や内子の深い味わいはとても楽しめた。また、赤玉のおでんのしるがしみていて、あかお曰く魚介系のダシの効いたおいしい味だった。

カニ面を食べている最中、またしても想定外のことが判明する。カニ面の相場は1000円~1400円で高くても1500円くらいだろうと思っていたが、それをさらにを超える1800円だった。さすがに高いと思い、途中からより味わいながら食べた。

カニ面を食べ終え、せっかくだから他にも何か食べようと言うことになり、メニューを見てみたが、1つの具が350円くらいもすることに気付く。さすがに高すぎである。コンビニおでんのの3倍以上である。

迷ったあげく、3人で3つの具を注文し、少しづつ食べることにした。注文を受けたのがちょっと頼りなさげの店員だった。ちなみに頼んだのは、湯葉、赤玉、車麩である。

注文してからしばらく経っても、おでんが出てこないので、さっきとは別の店員に聞いたら、注文が入っていなかった。やはりあの店員は頼りなかった。。

改めて注文したら秒で出てきた。予想はしていたがやはり、高いから大きいとかではなく、むしろ小さかった。全て少しずつ食べたが、所詮おでんなので格別においしいとは思わなかった。つゆはコンビニよりは確実においしいと思った。

赤玉はお酒も高かったので、2軒目に移動して飲むことになった。赤玉の会計は1人2100円くらいだった。

2軒目は、満マルというスクランブルからちょっと犀川の方に行ったところにある串カツ屋である。

この店はメイン通りにあって結構前を通りかかっていたので、いつか行こうと思っていた。店の前でメニューを確認して、入店した。

店内は思ったより広かったが、私たち以外に客はおらず、空いていた。しかしよくよく考えたら火曜日の18時頃なんて客がいなくて当然である。

入店時に誰か何かおかしな行動をしていたのか、アルバイトの店員さんに外国人だと間違われた。あるいはルーカスを見てそう思ったのかもしれない。あるいは、あかおが一眼を持っていたからかもしれない。

メニューを見ていたら店員さんが飲み物を聞きに来たので、とりあえず、あかおと小杉は生でルーカスはコークハイを頼んだ。ドリンクが来たときに、串カツやポテトサラダなどつまみを頼んだ。そして、乾杯した。

その後は酒をもう一杯ずつ飲んで、串カツなどもちょくちょく頼んで終わった。この店に対する感想は、極めて普通。おわり。

しいていうならば、プレモルの生が299円だったのが良かった。

ここでは3人で4800円くらいだったので、意外と安かった。恩着せがましく聞こえてしまうが、3日前に21歳の誕生日を迎えたルーカスの分はあかおとたろうで払った。

次の店を満マルにいるうちに決めていたので、そこへ向かっていたところ、サークルの某先輩に遭遇した。少し会話をして別れた後、歩いていたらたくさんの勧誘に遭った。それをふりほどき、決めていた店の前まで行ったが、もう少し他の店を見ようということになった。

木倉町を少し散歩したが、結局良い店が見つからず、さっき行こうとしていた店に入ろうとしたとき、あかおのピノ良いんじゃないという鶴の一声により、ピノへ行くことになった。

ピノへ行く目的はただ1つ、巨乳の店員さんを見ることだ。しかし、この世の中そうそううまくいくものではなく、最大の目的であった巨乳のお姉さんはいなかった。いたのはおばさんと店主らしきおじさんだけだった。

しかし、そのおばさんはなかなか親切だったので、特に不満はなかった。お酒とつまみしか食べてなかったので、お腹が空いており、あかおはオムライス、たろうはグラタン、ルーカスは満腹だったらしくパフェを食べた。

店内は昔ながらの喫茶店という感じで、とても良い雰囲気を醸し出していた。音楽も落ちついたもの流れていて、片町の喧噪の中で、ゆっくりするにはとてもいい店だと思った。

ピノが店じまいを始めたので、我々も帰ることにした、またしても、恩着せがましく聞こえてしまうが、3日前に21歳の誕生日を迎えたルーカスの分はあかおとたろうで払った。

ピノを出てバスの時間まで東急スクエアで寒さを凌ぎ、時間になったらバス停へ移動して、バスに乗り、マイホームタウンもりの里へ帰っていった。

総評
今回はカニ面を食べるという目的を果たしたのでとりあえず良かったが、もう少し事前リサーチの必要があったと感じる。1軒目は決まっていることが多いが、2軒目の店を決める際に手がかりが何もないとなかなか決まらないので、軽く行きたい店をいくつか考えておかなければいけないと思った。今回良かった点は17時に開始したおかげで、家に帰るのが21時30分という超健全な飲み会であったことだ。これだと時間的に眠たくなることはないので、最後まで元気に過ごすことができる。次に日の1限にも出ることに成功した。これは今後に活かしていきたい。では第4回に期待を込めて、アディオス!

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