袖振り合うも多少の縁

どうも、たろうです。

先日バイト先の方から、「袖振り合うも多生の縁」という言葉を教わりました。

この言葉は、人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという意味です。

例えば、私たちが外国に行ったとします。

全く見知らぬ異国の地で、バスの隣の席に乗り合わせたのが日本人だったとき、あまりの偶然にその人と何かの縁を感じると思います。

しかし、どうでしょう。

もし、その人と金沢のバスで隣の席に乗り合わせた時にも、同じように縁を感じるでしょうか。

場所が違うだけで、起きていることは同じです。同じ国に生まれ、同じ地域に住み、同じバスに乗った。

もうそれだけで、十分すぎるほどの偶然が重なっていますね。

ましてや、気が合って仲良くなったり、お互いのことが好きになって交際するなんてことは、もう誰かが仕組んで出来ることではないです。

これって、すごく大切にしなければならないことなのではないでしょうか。

何か嫌なことがあったから、関係を断つとか、誰かが嫌っているから一緒になって仲間はずれにするとか、そういうのって、すごくもったいないと思います。

これまで意識したことはありませんでしたが、最近になって人との出会いや繋がりの大切さがわかりました。

「袖振り合うも多生の縁」

私たちは、何かのご縁があって出会っています。ひとつひとつの出会いを大切にし、長い付き合いが出来ると良いですね。

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