金沢行って日常が変わった話①

どうも、たく死生観です。8月25日(木)~8月29日(月)の5日間、石川・富山へ旅行に行きました。

大学時代の栄光を辿って、どんよりとした社会人生活のもやもやを吹き飛ばそうと思って行った長期旅行でしたが、過去の栄光と現在の対比を肌で感じてあれこれたくさん考えた5日間でした。

まず、1日目は9時30分に名古屋を出て、金沢へ向かいました。いつもこの高速バスは北陸道を使うのですが、先日の大雨による土砂崩れで敦賀の辺りが通行止めになっているとのことで、東海北陸道を使っていました。いつもと違い、ひるがの高原PAで停まったり、白川郷が見えたりと、特別な移動になりました。

予定通り、13時30分頃金沢に着き、サムさんと合流しました。サムさんは大学時代の友人で、今年の秋に大学院を卒業します。今回は一応その卒業旅行という位置づけになっています。

予定通り金沢駅で合流し、出発して向かった先はクスリのアオキです。そこで抗原検査を受け陰性証明をもらってから、七尾に向かいました。七尾についてまず最初に向かった先は、大学1年生の夏休み、汗と涙の思いで残る、七尾自動車学校です。サークルの同期20名くらいで入校し、そのうち5人が試験に落ちたのですが、私とサムさんはそのうちの2人です、、、。

そんなこんなで思い出の七尾自動車学校を通ってから、和倉温泉に向かいました。和倉温泉は何度も行っていますが、泊まるのは2回目で大学に入る前の高校2年の時に家族で泊って以来でした。久々にじっくりと旅館を見てみると、和倉温泉は加賀屋のお膝下で高級温泉地だということは知っていましたが、規模の大きな旅館ばかりだということに初めて気づきました。

今回私たちが泊まったゆけむりの宿美湾荘も、とても大きな旅館でした。館内も高級感あふれていましたが、今回私たちは県民割と七尾市独自の割引を使い、1泊2食付き15,000円のプランを実質3000円で泊ることができました。高級宿に泊まるなんてなかなかない経験なので、とてもよかったです。

夕食も朝食も豪華で、とてもおいしかったですし、その日の晩は大学時代の思い出や、将来のことについて日を跨ぐまで語り合ってとても良い時間でした。

次の日もまた、七尾自動車学校の前を通り、「一歩」というサムさんおすすめの食事処に行く予定でしたが、思いの外混雑していて、七尾での昼食は諦めて金沢で食べることにしました。帰りは能登里山海道を通って、千里浜なぎさドライブウェイに寄りながら、金沢へ帰りました。なぎさドライブウェイももう少ししたら走れなくなりそうなので、今のうちにたくさん走れたらいいなと思います。

金沢では、中央卸売市場の辻家商店食堂というところで昼ご飯を食べました。その後、サムさんの粋な計らいで、小立野の辺りにできた新・石川県立図書館へ連れて行ってくれると言うので、お言葉に甘えて連れて行ってもらいました。写真では見ていましたが、それはもう図書館なのに、もはや作品だと感じました。図書館の概念を一度、ぶち壊してから行かれた方が良いかもしれません。

その後は、思い出のもりの里を経由して、8月末までというスタバのフラペチーノを飲みに大桑まで行きましたが、あえなく売り切れ。その後も有松や駅前のスタバを回りましたが、お目当ての加賀棒茶のフラペチーノは残っていませんでした。

そして、良い頃合いでサムさんに駅の東口で下してもらい、解散しました。

卒業おめでとう!!そしてありがとう!サムさん!これからも末永くよろしく頼む!!

そして、そのあと私は、卯辰山に行ったり、駅前のベンチで色々考え事をしたりなんだかんだして、駅西にあるホテルマイステイズにチェックインしました。

夜ご飯は、店が全然開いておらず、仕方なく駅にある吉野家の牛丼と、セブンのサラダを駅前のベンチに座って食べました。そのあとも駅前のベンチで夜風にあたりながらしばらく寛いでいましたが、この時間はとても心地よかったです。

その後、ホテルに戻りシャワーを浴びて寝ました。

次の日は、朝起きて、昨晩コンビニで買ったとても侘しい朝食を食べました。この日は、登山の予定が悪天候ために一日空いてしまったことにより、何も予定がありませんでした。それですが、ぼーっとしているのももったいないので、さっさと支度を済ませてチェックアウトし、駅西のまちのり自転車をレンタルして西へ西へ、走り出しました。

向かった先は、ワークマンです。次の日に控えていた登山に向けて、行きの荷物を減らすために現地調達することにしていました。予定通り、玉鉾のワークマンに着きカッパを購入しました。

その後、金沢市民芸術村を通りながら金沢駅に着き、その日の晩に泊まるABホテルに荷物を預けました。そして、今度は、駅の東の方に行き、市内の観光スポットを回り始めました。そんなタイミングで、ふと、アポなしで大学時代の友人の光晴に連絡を取ってみたところ家にいるとのことだったので、ちょっと会おまいということになり、昼前に合うことになりました。

玉川図書館の横の公園で待ち合わせをして、30分くらい話したところで、近くに行きつけのうどん屋があるとのことだったので、連れて行ってもらうことになりました。昔ながらって感じですが、中は綺麗でとても良い感じの店でした。

天津飯と、とろろうどんをお互い食べて、そのあと、光晴の家を教えてもらって、またみんなで会おうと言い残して、解散しました。ありがとう光晴!!

その後、午後からは、どうしようかと考えていましたが、金沢を離れてから、ずっとまた行きたいと思っていましたが、なかなか行けていなかった鶴来の方へ行こうと思い立ちました。そして、西金沢駅に向かいました。

JRの西金沢駅には何度か来たことがありましたが、その隣にある、北鉄石川線の新西金沢駅は初めて存在を認識したくらいでした。それはもう味があると言いますか、時代を感じる建物でした。

もちろん、石川線に乗るのも初めてだったので、前の人の見よう見まねで無人駅の改札を抜けて、ワンマン列車の入口で切符を取って、空いている席に座りました。金曜日の昼過ぎでしたが、30人くらいの乗客がいたので、以外にも需要があるのだなと思いました。

それでも、駅と同様、電車はかなりボロボロで、キシキシ、ギシギシと音を立てながら、田舎の田んぼ道を走っていきました。千と千尋の神隠しで千尋がカオナシと一緒に電車に乗っていた時はこんな感じかなと思いました。

30分くらいで鶴来駅に着き、運賃を払って外に出ました。そこは、大学時代に何度か来たことのある見慣れた景色が広がっていました。そして、好きだった手取川を見に行きました。

手取川の力強い川の流れの奥には、深い山々がそびえ立っていて、ここに来ると石川県の白山の自然を一挙に感じることができて、こんな自然の中で生活したら日常の嫌なことを忘れられていいだろうなと思います。

しばらく川の流れを見ながら、色々と考え事をしていましたが、ずっといるわけにもいかず、日も暮れてきたので帰ることにしました。帰りの電車を調べて、駅に向かって歩いていたのですが、その途中に、前から人気店で行列ができると聞いていた、「こいしや」といううどん屋の前を通ったので、勢いのまま入りました。まだ何となく、名残惜しさが残っていたので、ちょうどよかったのかもしれません。

まだ早い時間だったので、人気店のこいしやでもさすがに空いていました。とはいっても、私が入ってから徐々に席が埋まってきていました。メニューを見ましたが、どれもすごくお値打ちで、これが人気の理由なのかと思いましたが、そんなわけはありませんでした。私が頼んだのは、稲荷うどんで油揚げが入ったうどんでしたが、そのつゆのおいしいこと。一口目で、一瞬にしてとりこになりました。甘めの味付けですが、濃いわけではなく、とてもやさしい味わいでした。あまりにおいしくてつゆまで全て飲み干しました。

そのあと、鶴来駅まで向かい、石川線で西金沢まで、そこからJRで金沢駅に向かいました。帰りも田舎の田んぼ道を音を立てながら走っていくのですが、どこか懐かしいような、寂しいようなそんな気分になりました。

晩御飯は食べていたので、ABホテルにチェックインして、貰った石川県観光クーポンでお土産や、次の日の登山に必要な食料などを買い出しに行きました。そのあとも、駅前で夜風にあたりながらいろいろと考えていました。

次の日の朝早い予定だったので、その日は早く寝ました。

今回はここまでです!!次の、立山登山編へ続きます!

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