体験と経験の違い
どうも、たろうです。
突然ですが、皆さんは経験と体験の違いについて考えたことはありますか?
私たちの人生は常に何かが起こります。また、自分の意思で何かを起こすこともあります。
辛い出来事や、楽しい出来事、悔しい出来事、悲しい出来事、様々です。
それらの出来事に遭った場合、皆さんはどうしていますか?
これまで私は起きた出来事に対して、何も意識を働かせず、そのままスルーしてしまっていました。
最近になってわかったことですが、これまでの私は、それらの出来事をただ「体験」しているだけでした。
ただ出来事を体験しただけで、次の日には忘れていることがほとんどでした。
一方、最近は体験した出来事について、自分なりに考えることで、学びや気付きを得ることがあります。
これは、それまでは「体験」だったものが、「経験」になったということだと思います。
これが、体験と経験の違いではないでしょうか。
よく、「何事も経験だ」と言うことを聞きますが、何も考えずに、ただ体験していることは、何も実りが無いと思います。
誰しも、日常的に何かしらの体験をしています。しかし、それらの体験自体から何かを得ることは、そんなにたくさんありません。その体験から、何を学び取るかが重要です。
少し前の記事で書いたように、同じ体験をした人でも解釈が違うというように、学び取ることも違ってくると思います。
その、起きた出来事から学びを得るものがあるかということに気付くことは、その人の能力次第なのだと思います。
そして、毎日の莫大な数の体験一つ一つから、学び、気付きを得ることが出来るか出来ないかというところで、大きな差が生まれると思います。
さらに言うと、日々の出来事に限らず、僕の周りには、莫大な時間やお金を使って、留学やインターンをしている人がいます。
そのような大がかりな体験だけでなく、講演会やセミナー、もっと言えば、友達と遊ぶ時でさえも言えることですが、それをやる前の段階で明確な目的を持っていることと、終わった後にその振り返りをすることで、単なるに「体験」になるだけだったことも、とても実りの多い「経験」となるでしょう。
要するに、何でもかんでもやりゃいいってもんじゃないってことです!
それではまた!!(`´)
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